◆鶏卵について
〇鶏の飼育環境
一般に自然飼育・平飼いされている鶏と鶏卵に関しては問題ないのですが、多くの場合は牛と同じく、狭いケージに押し込められて飼育されています。
(参考)http://www.arcj.org/download/leaflet/leafletbattery.html
(参考)http://www.hopeforanimals.org/animals/niwatori/00/id=232
日本に輸入される鶏のほとんどはブラジル産(約90%)、鶏肉調整品は中国・タイ産です。
ここでも同じく鶏にとってストレスの多い環境と添加物や薬剤の影響があることは明らかです。
特にメディアでは取りざたされることも少ないですが、この食品添加物がアレルギーの原因ではないかといわれており、牛と同じくそのストレスや負のエネルギーが詰まった肉や卵を摂取するということには、抵抗感を感じます。
ここ最近では、食品の衛生・偽装問題も相まって、取りざたされるようになってきていますが、まだまだ認識の希薄さが気にかかるところです。
◎ご家庭でできること
ご家庭においては、以下の点に留意しましょう。
・卵の使用をなるべく控える
卵を使わなくても多くの料理は組み立てられますし、わざわざアレルギーの要因となるものは避けた方が賢明です。
子供や卵を産む生物全般に言えることですが、出産・産卵は最大のデトックスです。
親が摂取した添加物や薬物などがそのまま濃縮・排泄される現象が起きるので、それを食べるとなれば自ずと生物濃縮が起きます。
(参考)生物濃縮とは?
つまり、遺伝子や中枢神経に作用するホルモン剤や抗生物質の影響を受けやすくなるということです。
消費者の味方とされる卵ですが、安いものには安いなりの理由があるので、十分気を付けたいところです。
・卵を購入する際は顔の見える養鶏業者さんや直接購入を
卵を食べる際には、極力平飼い(自然放牧)されているものや添加物不使用の安全性が高いものを選びましょう。
値段は少々張りますが、安全でしっかりした美味しさの卵は食べると明らかに違いを感じます。
ネットや直接養鶏業者から購入するのもいいですし、回りに迷惑が掛からない場所があれば自分で飼うということも手です。
◎筆者の鶏卵に対する考え
これも乳製品同様「嗜好品」ととらえ、少量を楽しむ程度が望ましいと考えます。
ホルモン剤や抗生剤・食品添加物に汚染された卵を食べる危険性に加え、自然のサイクルに合わないなどを考えると、まずは安全なものを購入しようとした方が良いと考えます。
