Lesson4 ベジスイーツを彩りよくするコツ

 

◆ベジスイーツの応用

ベジスイーツの基本的なレシピは実に簡単ですが、ジェラートなどを除くと、色が「白」や「茶」などの寂しい色合いになりがちです。

これに様々なフルーツを盛ったり、飾りをすることで彩りよくなります。

ベジスイーツの基本が出来るようになると、あとは簡単です。

Lesson4では、シンプルながら様々なスイーツが組み立てられる過程を見ていただき、実際に作っていただきます。

そんなに難しくはありませんが、見たら皆が心躍るスイーツが出来ること間違いありません。

また、NANOベジスイーツで大事な3つの項目をお伝えします。

 

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〇基本と基本を組み合わせること

例えば上のタルトは「基本のタルト」&「基本の豆乳プリン」を組み合わせて、表面をキャラメリゼして、フルーツを盛ったものです。

このように基本のレシピとレシピを組み合わせることで、様々なスイーツを組み立てることが出来ます。

単体では味気ないものでも組み合わせることで、複雑なことが出来るのは動物性も植物性も同じです。

 

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〇独自の経験・発想・探究心を生かすこと

作る方ひとりひとりで同じスイーツを組み立てても必ず大きな違いが出ますが、それはその人の感性や感覚、経験や知識などに大きく左右されるためです。

家庭で作るスイーツは画一的な商品ではないので、自分の表現力を最大限に発揮していただくと非常に面白く、楽しく作ることが出来ます。

私の場合、感覚的に神秘的な形を作り上げることを好む性質に加え、様々なスイーツショップの写真を見様見真似で作り始め、それが自分の型・個性を形成するに至りました。
皆さんも感性の赴くままに作り続けるうちに、それが自分の型・個性となるので、楽しみながら作り続けてみてください。

 

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〇相手が喜ぶ光景を想像すること

自分一人で食べるのでしたら、単調でシンプルな形で十分ですが、食べていただく相手がいる場合は大きく変わります。

相手はどんなことをされたら喜ぶかな?
こんなものが出てきたら嬉しいかな?
あんなものが出てきたら驚くかな?

ということを想像しながら、作ろうと思うと必ず様々なことをしてみたくなるはずです。

その気持ちや想いを活かし、試行錯誤すると自ずと新たな発見や技術が生まれてきます。